top of page

開業のポイント

キット・梱包材について

宅配クリーニングでは依頼品を出す際に梱包する必要があります。

 

梱包の資材は、お店が事前にダンボール箱や不織布のランドリーバッグのようなキットを送り、そこに梱包してもらうパターンや、お客様がお手持ちの箱や袋に依頼品を梱包して送ってもらうパターンがあります。

【梱包材をお店が用意する場合】

 

事前にお店が梱包材をお店が用意するパターンは、主に10着5,000円といったようなパック型の販売方法や、布団などの荷姿が大きいもので適当な梱包材がない場合に多くみられます。

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【梱包材をお客様が用意する場合】

 

お客様に梱包資材を用意していただくパターンは、染み抜きや補修・メンテナンスといった技術系の依頼や、高級衣料のクリーニングのように、1回の依頼品の数が少ない商材に多くみられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【梱包材の種類】

 

一般的に宅配クリーニングでは梱包材として、不織布の袋かダンボール箱が多く利用されています。

メリット

・お客様が梱包材を用意する必要がないため、お客様の手間が省ける

・サービスに最適な梱包材を用意するため、梱包材のサイズミスによる依頼品の破損や、余分な送料が掛かることを防ぐことができる

・オリジナルの梱包材を用意することで、丁寧に扱われている・質の高いサービスを受けられるというイメージを持たれる

 

 

注意点

・事前に梱包材を送るための送料がかかる

・お客様に梱包材を送っても返送してもらえない(依頼がない)ことがある

・梱包材がお客様の手元に届くまでタイムロスがあるため、依頼からお戻しまでに日数がかかる

メリット

・依頼後、お客様がすぐに梱包して送ることができる

・梱包材が届くまでのタイムロスがないため、依頼からお戻しまでの日数を短くすることができる

 

 

注意点

・お客様の手元にあるダンボールなどを利用するため、送る物に対して梱包材のサイズが大きい場合があり、送料が高くなる場合がある

 この対策として、梱包方法を解説するページを設けたり、いくらか送料を一部お客様に負担していただいてトラブルを防いでいるお店もあります

【不織布の袋】

 

不織布の袋は、主に布団クリーニングや、パック型の宅配クリーニングなど、荷姿が大きいものに使われるケースが多く使われています。

 

不織布のメリットは、空の時はたたんでコンパクトにできるので、梱包キットとして送るときの荷姿を小さくでき、配送料金を抑えることができることです。

また、小さくたたむことができるので、仕上がり品の返却後、お客様側で次回の依頼まで保管してもらいやすくなります。

 

デメリットは、外圧に弱いため強く引っ張られると破れてしまう恐れがあるという点です。

また、ダンボール箱に比べると単価が少し高めになることもあります。

【ダンボール箱】

 

一方、ダンボール箱は、主に衣類のクリーニングに多く使われています。

 

ダンボール箱を使うメリットは、外圧に強く、一枚あたりの単価が不織布の袋に比べて安いのでコストを抑えることができるという点です。

 

デメリットとしては、たたんだ状態でも不織布のようにコンパクトにはならないため、梱包キットとして発送する際にコストが高くなる、お客様が次回の梱包資材として保管する場合は場所が必要になるということです。

また、紙であるため不織布の袋に比べると、繰り返しの使用にはあまり向かないといえます。

bottom of page